婚礼文化の研究と継承

1.JBSA・婚礼文化学会

  日本ブライダルスペシャリスト協会・婚礼文化学会では、日本の婚礼文化を中心に、研究と実務の両面から捉え、正しく理解し、継承することを目的に活動しています。
  学会の位置づけについて
  本学会は、いわゆる学術学会とは異なり、大学や研究機関における理論研究の発表を主目的とする場ではありません。
  婚礼文化に関わる実務の中で培われてきた知識や経験を、ひとつの「文化的資産」として共有し、次の世代へとつないでいくことを目的としています。

2.発表と参加の考え方

  本学会では、知識や経験そのものを、重要な「財産」であると考えています。
  そのため、発表者が参加費を支払う形式は採用していません。
  実務知識や研究成果を発表する方には、発表に対する対価をお支払いする仕組みを設けています。
  一方で、その知見を学び、受け取る立場である聴講者には、参加費をご負担いただく形を取っています。

3.この仕組みが目指すもの

  この仕組みにより、実務の最前線にいる人が、無理なく、正当な形で知識を共有できる環境を整えます。
  同時に、聴講者にとっても、「情報」ではなく「責任ある知識」として婚礼文化に向き合う場となることを目指しています。

4.学会規則(概要)

  1.基本理念
    本学会は、婚礼文化を学術的・実務的に研究し、その理解と継承に寄与することを目的とします。
    特定の形式・流派・演出を正解として固定化することは行いません。
  2.研究・講座における姿勢
    史資料や実地調査に基づいた検討を重視します。
    表層的な模倣や、根拠のない解釈は行いません。
    商業的利益のみを目的とした利用は推奨しません。
  3.参加者に求める姿勢
    婚礼文化を扱うことへの責任と敬意を持つこと。
    他者の価値観や背景を尊重し、学び合う姿勢を持つこと。
    学会内で得た知見を、誤解を招く形で発信しないこと。
  4.守秘と配慮
    講座・研究会内で共有される事例や資料については、無断での転載・公開を禁止します。
    実在の人物・儀式・地域への配慮を欠く行為を認めません。
  5.発表・対価に関する基本方針
    実務知識・現場経験・調査結果等の発表を主とします。
    発表者は原則として参加費の支払いを行いません。
    発表内容に対し、学会規定に基づく謝礼をお支払いします。
    聴講者は、学会参加費を支払うものとします。
  6.発表回数に応じた呼称について
    本学会では、発表者の知見と貢献の蓄積を可視化するため、発表回数に応じて呼称を設けます。
    呼称は、役職や序列を示すものではなく、学会活動への継続的な参加と知識共有を尊重するためのものです。
    呼称は発表回数に基づき、自動的に付与されます。

5.応募条件

  以下の条件をすべて満たす方を対象とします。
  日本ブライダルスペシャリスト協会の会員であること
  結婚式に関わる仕事に従事した経験を有すること (現在従事している方に限らず、過去の経験でも可)
  職種・役職・所属は問いません
  ※プランナー、司会、衣裳、美容、装花、写真、映像、会場運営、調理、研究・教育など、婚礼に関わるものであれば分野は問いません。